みなさま、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
修繕紳士です。
今回は
バルコニー内の工事範囲とポイント
大規模修繕工事が始まり、バルコニー外側に足場が組み終われば、いよいよ!!バルコニー内の工事へと進んでいきます。
『工事する人に任せておけばいいんじゃない?』
『工事範囲なんて知ってどうなるの?』
『バルコニーの中の工事範囲を知る事やポイントを押える事で今後の移住空間に影響してきますよ!!』
では、工事の範囲とそのポイントについてお教えします!!
1.バルコニーの天井、壁、床、隔て板(隣戸の境にある板)、配管、手すり(鉄製)の工事後の色の確認
→1番、お住いの皆さんに関わる内容です。
色の確認なんて……と思うかもしれませんが、実は重要な事ですよ~
工事の内容によっては、今回施工をしない箇所もあるかもしれませんが、
元の色(現在の色)からガラッと塗り替わる可能性があります!!
これぱ嬉しい反面、大事にしていたバルコニーでガーデニングや人工芝、マンションを購入した時から元の色を基色として色々揃えて手を加えてたのに、
『え、元の色と全然違うやん』
となる事がよくあります。
そうならないためにも、まずは今回の工事で塗る範囲の確認と色彩を把握しておきましょう。
確認方法については、マンションのエントランスに工事関連の事が掲示されている掲示板があると思います。その掲示板付近に今回塗装をする色見本が置いてあると思いますので、要チェックです!!
2.バルコニー内の天井、壁、床など普段から皆様と関わりがある場所の工事は今回の範囲に含まれているか
→これは前の項でも説明した塗装色の確認と少し似てます。
これはよくあって、工事が終わってからもよく問合せがある内容です。
実は、バルコニー内の全ての物が工事範囲とは限らないからです!!
お住いの皆様からしたら、
「工事をやるのだから全て綺麗になってピカピカのピカよね~!!」
じゃないんですよ!!
最近では、これはやってこれはやらないという工事の仕様が多発してます。
理由としては、予算が無いのは元より
今回工事をやらなくても今後影響が出ない(出にくい)であろうという判断が下されるからです。(設計会社の調査報告書から)
例えば、漏水や雨水侵入やひび割れによる外的要因(虫が入る、冷気が入るなど)
ここでお住いの皆様へ施工範囲の周知をしていれば、何らかの対策など出来ますが、
これが、周知も広報もされてないのが多いです!!
周知や広報は管理組合が行う事が通例ですが、されてない事が多いです。ホントに。
だーかーらー、工事後にお問合せが来るのです。
お金を毎月払って(修繕積立金)いるんですから、
絶対にお住いの皆様も知っておかなければいけない事項ですよ!!
支払い明細もレシートも無い状態でお金を支払っているのと一緒です!!
確認方法は、管理組合に問い合せるか直接、施工業者に問い合わせて下さいね。
3.施工範囲では無いが、工事を実施してほしいと思った場合
→範囲を知ってから、納得出来ればいいですが。。
『え、こんなに傷んでるのに工事やらないの?!』
これも、結構な頻度で問合せがある内容です。
で、結構トラブります。
管理組合、施工業者へのお問合せ……
工事期間中、かなり重要なポイントとなっています。
このお問合せシステムですが、月1回(2回の所もある様々)の大規模修繕工事の委員会で議題に挙がります。
そこから、他の家でも同じ事象なのかどうかを施工業者が全件調査を行います。
その状態レベルが酷く多い場合は、追加工事として承認される可能性も高くなります。
やはり、施工業者や管理組合乗から見た建物と普段実際に住まわれている方々の目線とでは、感じ方や思っている事などのリアルさは後者だと思いますしねー!!
是非、お問合せしてください!!グイグイと!!
とまー、たくさん上げたらキリがないのですが、この3つはかなり重要だと思います。
私も現場してていつも思います。
お住いの方々と施工業者との認識や意識がミスマッチしないよう、私は工事説明会の場でバルコニーや、廊下の工事範囲、施工範囲をあえてお伝えしてます。
皆さんが高値で買われた資産を預かるのですから、お住いの方々皆様にとってもご納得のいく工事を運営したいと思うので!!
(最後かっこEー笑)
次回は!
「バルコニー内片付けのご協力のチラシ入ってたけと、何したらいいんですか?!」てす。
実際に私が使っているお住いの皆様向けのチラシを基にご案内しますよ!!
まさに
STAY TUNEです!!笑
最後までご覧頂きありがとうございました。